商品の説明

もしあなたが、自分の思うどおりに相手を説得したいなら(しかも確実にあなたの望み通り動いてもらいたいなら)、この本はあなたが今まで読んだ中で最も役立つものになるでしょう。

なぜなら、今までその正体が明かされなかった、史上最高の説得の達人たちが使っていた説得の技術の秘密をあなたは知ることになるからです(その秘密が知りたければ、このページを一字一句もらさず最後まで読み続けてください)。

どんなにいいアイデアがあっても、相手にわかってもらえなければ先へ進めませんよね。あなたが組織人なら、あなたのアイデアや企画、業績評価や給与交渉はあなたの上司が承認して初めて実現します。あなたが社長なら、新しいパートナーとの提携や取引先への値下げ交渉など、やはり相手を説得できなければ先には進めません。

上手に売り込めるかどうかが、成功を左右するということです(つまり、売上や収入が変わるということです)。その証拠に、世の中には交渉術やセールストーク、プレゼンの本やセミナーがあふれています。あなたも、その中の一つくらいは見たり、参考にしたりしたかもしれません。

ですが、ここに大きな問題があります。そんな小手先の交渉テクニックを解説した本をいくら学んでも、あなたは永遠に相手を説得できないということです。

いくら交渉スキルを磨いても
相手を説得できない最大の理由

なぜなら、アイデアの売り込みは、相手をだまして要りもしないものを買わせるための策略ではないからです。たとえば、よくある本やセールス講習で教えるのは、顧客からどうやって金を巻きあげるかということばかりで、 密な人間関係ネットワークを通じてアイデアを売り込む方法ではありません。

職場やビジネスシーンにおいては、同僚や上司、取引先と交渉する能力が仕事を進めていくうえで大きなカギとなります。実際、誰もが日常的に頭を悩ませているのが、企業や組織の内部における交渉です。こうしたさまざまな説得プロセスでやきもきし、心をかき乱される人は多のではないでしょうか?

あなたもそうではありませんか?

会社内や取引先など継続的に付き合っていく相手との交渉は、win-winでしか成り立たちません(こちらが一方的に勝っても関係が切れてしまっては意味がありません)。相手を「口説いて」、相手に無理強いすることなく、人間関係に裏打ちされた、情熱のこもった説得によって、相手を味方につけなければなりません。

では、どうすれば相手を味方につけて、組織を動かすようなアイデアを売り込むことができるのでしょうか?

組織を動かすようなアイデアを売り込む
スキルの正体とは?

その正体をつきとめたのが、著者でペンンシルベニア大学ウォートン・ビジネススクールの教授であるG・リチャード・シェルとマリオ・ムーサです。 彼らはこれまで史上最高の説得の達人たちを研究してきました。

それだけではなく共同で、ウォートン・エグゼクティブ・ ネゴシエーション・ワークショップを設立し、何千人もの実際の経営者や幹部に交渉術をアドバイスしてきました。そして、ワークショップではいつも参加者が現実に直面している問題で、高度な交渉スキルを必要とする問題を実際に明かしてもらいました。

想像していた通り、昔ながらの交渉問題に悩まされている人は多かったそうです。取引業者に値下げを要求する、顧客に値上げを求める、新しい提携案件などです。その一方、一見するとどこが交渉問題なのか、と思うような問題を挙げる人も意外に多かったのです(50%近くがそうです)。

なぜ、ほとんどの人が
 自分の望むように相手を説得できないのか?

例えば、「儲かっている部門の人員を儲かってない部門へ異動させろ」という社長の考えを拒否して、今の優秀なチームを維持したい。実施すれば成果が見込める新しいプロジェクトがあるのに、別の部門が反対して実施できないなど。ワークショップではこのような問題も、もっと伝統的な交渉問題も取り上げてきました。

その結果わかったのは、一般に交渉用とされる用語や戦術が必ずしも、こういう組織内の問題を分析・検討するのに最適とは限らないということです。交渉スキルは、人を動かし説得するプロセスのかなりの部分を占めます。目的がスタッフの維持であっても、戦略の実行資金獲得で あっても、戦略パートナーを新プログラムに参加させることであってもです。

ですが、交渉だけが説得プロセスのすべてではありません。いや、プロセスの最大部分ですらないとわかったのです(ほとんどの人がここを間違っているから、相手を説得できないのです)。

あなたの望むように相手を動かせる
「口説き」の4つのプロセスとは?

自分のアイデアを説得力ある、「人間関係フレンドリー」な形で売り込み、相手を口説いて味方につけるにはきまって、シンプルな4つのプロセスをたどればよいということが研究の結果わかりました(ビジネスシーンにおける説得名人や史上最高の説得の達人は、知ってか知らずか例外なくこの4つのステップからなる「口説き」のプロセスを踏んでいたのです)。

あなたもこのプロセスをマスターすれば、相手を説得して目標を達成できるようになります。どういう状況でアイデアを売り込むにしろ、4ステップから成る「口説き」プロセスこそが最高のアイデア売り込み法なのです。4つのステップはこのようになります。

・ステップ1:状況を把握する
・ステップ2:説得の最大の障害となる5つの壁と向き合う
・ステップ3:プレゼン
・ステップ4:コミットメント(確約)をとりつける

「口説き」の4つのステップを見てもらえばわかりますが、プレゼンはあくまで3番目のステップです。なので、それまでの ステップが間違っていると、いくら素晴らしい交渉術を学んでも、見栄えの良いパワーポイントを作ったとしても、すでにその時点で勝敗はきまっているのです(あるいは、プレゼンする機会すらもらえません)。

詳しくは本書で明かしますが、あなたがアイデアを売り込みたいときに、ますべきことは、ステップ1の状況を把握することです。自分自身、自分のアイデア、自分の目標、そして自分の 所属組織に特有の課題をはっきりと見定めることが大切です。自分が売り込もうとするアイデアの特徴は何か。自分のアイデア売り込み戦略はどういうものか。

誰に、どういう順序で話をもっていくべきか。説得場面での話し方 に関する、自分の好みや傾向はどうか。自分のアイデアに対して、どの程度の確約をとりつけられそうかなどです(例えば、ワンマンの社長を説得するのと、大きな組織を動かそうとするのでは、やり方が全く違うということです)。

グーグル流 手強い聞き手をも口説く
10分間プレゼン(PCANモデル)とは?

説得の達人たちは例外なくこの最初のステップを踏んでいます。本書ではそんな4つのステップを誰でもマネできるようにステップごとに細かく解説しています。

さらに言うと、本書で伝授するプレゼンも非常にシンプルです。使うのは、PCANモデルと呼ばれるグーグルも採用している、手強い聞き手をも口説く10分間プレゼン法です。PCANモデルとは、Problem(問題)、Cause(原因)、 Answer(答え)、Net Benefits(利点) の頭文字をとったものです。

P:短いい簡潔な発言によって、あなたのアイデアによって解決できる問題 (または対処できるニーズ)を明らかにする。
C:問題やニーズの原因を説明する。
A:自分の推す解決策(答え)を提示する。
N:考えられるほかのあらゆる選択肢を考慮しても、自分の案こそがベストである理由を簡潔に述べる。

具体的なやり方は本書の216ページを読めばわかりますが、グーグルだけでなくアップル社の創設者である、スティーブ・ジョブスがプレゼンの達人として成功した秘訣も、このPCANモデルを使っていたからです。彼らのようにPCANモデルを使えば、あなたもわずか5分から10分で充実したプレゼンを展開できます。

これらは、本書、『見方を増やす「口説き」の技術』の内容のあくまで一部です。他にも、あなたのアイデアを拒否する人が出てきた場合の対処法やアイデアを決定権者にアピールするための8つのツールなど、説得力のある実例と心理学的洞察を駆使した誰でも実践できる説得の技術が満載です。

本書の4ステップから成る「口説き」のプロセスこそが、どんなときでも使えるシステマティックなアイデアを売り込む戦略です。この技術さえ知って使えば、あなたの人生のあらゆるシーンで存分に説得力を発揮することができるでしょう。

内容の一部を紹介すると、、、

目次・章立て

Introduction
「口説き」とは何か
―影響力と説得力に頼って仕事を進めたい人の必須スキル

自分のことがわからなければ相手を「口説く」ことなどできない…003
私はなぜ、本書を執筆しようと思ったか…005
本書の構成…008

PART1
売り込みの基本

CHAPTER1
アイデアを売り込む―効果的な「口説き」のための4つのステップ

わずか7文字の店名に込められた「売り込みの基本原則」…020
「口説き」のプロセス―4つのステップ…022
ビジネスにおける権限の役割…035
アイデア売り込みを文化にする組織…037
結論―「口説き」の技術を役立てるために…039

PART2 状況を把握する
「口説き」プロセス STEP1

CHAPTER2
自分を見つめる―ぴったりの説得スタイルを把握する

相手の視点から物事を見たり感じたりできるか…044
相手の視点を目指す旅は、自分を知ることから始まる…047
説得戦略には6つのモードがある…049
「説得モード自己診断テスト」で答えを見つける…059
説得スタイルは、自分中心か相手中心か…060
音量は、大音量か小音量か…061
自分の説得スタイルを見つけよう…061
熟練者による5つの説得スタイルの実践例…063
「本当の自分」とは…074
結論―自分を発見して説得術を身につける…078

CHAPTER3
目指す相手に通ずる道―踏み石を伝って川を渡る戦略

アイデアを練り上げ、ビジネスモデルに仕上げる…081
アイデアは、どこから生み出すか…084
アイデアから行動へ―口説く相手を決める…089
踏み石を伝って川を渡るためのプロセス…091
ソーシャルネットワークがどう機能するかを把握する…093
「非公式」な組織には4タイプのプレーヤーがいる…099
説得場面ごとに具体的な目標を設定すべし…104
あなたの言動すべてに命を吹き込む2つの要素…108
結論―ここで終わった気になってはいけない…110

PART3 5つの壁
「口説き」プロセス STEP2

CHAPTER4
人間関係と信用の構築―信頼される人になる

飛行機も資金も支援者もない「ラッキー・リンディ」の売り込み戦略…115
リンドバーグの戦略を検証する…118
新たな信用問題が勃発…119
リンドバーグの話は、何を教えてくれるか…120
何より大切なのは人間関係である…121
「信用」は、相手の評価によって決まる…132
結論―リンドバーグが最終的に成功できた訳…142

CHAPTER5
相手の信念を尊重する―カギは共通の言葉にある

ボノが困難な売り込みでも成功できる理由…145
ボノ流セールスの戦略…147
相手が理解できる言葉を見つけ、相手のモードに波長を合わせる…149
決定的なターニングポイントを見定めるには…151
所属する組織の言葉で話しているか…154
相手の理解できる言葉に翻訳して話そう…156
聞き手の基本的価値観を探り出せ…158
強い信念が目に見えない壁となるとき…161
信念バイアスへの効果的対策法…165
結論―どんな相手でも口説き落とせるか…173

CHAPTER6
利益とニーズ―どんな得があるのか、に答える

人は自分の欲しいものにしか興味が無い…177
交渉によってアイデアを売り込み…184
4つの交渉ステップと心理的ファクター…186
共通の利益を探りだす方法…198
結論―「共通の利益」があなたを相手と結びつける…199

PART4 プレゼン
「口説き」プロセス STEP3

CHAPTER7
理由づけ―主張を展開しよう

実効性のある理由づけ―「なぜなら」の威力
グーグル流 手強い聞き手をも口説く10分間プレゼン…209
ルーズベルト大統領を参戦へと動かした3分間…213
PCANに「信用」が加われば鬼に金棒…222
どのコミュニケーションメディアが効果的か…225
プレゼンの説得力は、証拠の如何にかかっている…227
結論―最強のプレゼンのために必要なこと…232

CHAPTER8 いざ出発!
直感へのアピール―アイデアを印象づける8つのルール

ツール1:鮮明なイメージを描く…236
ツール2:デモンストレーションや象徴的行動を利用する…240
ツール3:感情を込める…243
ツール4:ストーリーを語る…245
ツール5:個人的エピソードを語る…248
ツール6:クイズを出す…252
ツール7:比喩を利用する…254
ツール8:聞き手に考えさせる…256
結論―印象づけのカギはバランスにある

PART5 コミットメント
「口説き」プロセス STEP4

CHAPTER9
売り込みの完了―コミットメントをとりつけ、政治を乗り切る

ニュートンの「法則」を忘れてはならない…266
「現状維持バイアス」を克服する…267
コミットメントをとりつけることの重み…268
優先順位シフトによって効力が失われる問題…272
政治対策―組織的コミットメントをとりつける…274
政治リスク1 縄張り意識…275
政治リスク2 モメンタム…278
政治戦術のベストプラクティス…279
会社を救う「政治戦術」…280
結論―旅の最終段階がもっとも難しい…292

PART5 説得のベストプラクティス
「口説き」プロセス STEP5

CHAPTER10
人間性―誠実に口説こう

「善行」を成功に結びつけるジャックの物語…297
「口説き」プロセスの完璧なる実践…299
ジャックの物語には、驚きの結末が待っていた…302
道を踏み外す危険を回避して、誠実な説得者でいるために…305
実戦で「口説き上手」を目指すための10の質問…307
結論―説得は「戦略的に」考えるべし…311

AppendixA
説得モード自己診断テスト…314

AppendixB
説得スタイル自己診断テスト…324

AppendixC
「口説き」ワークシート…329

テーマ別参考文献…332

などなど、、、

本書を読み終わる頃には、4ステップから成る「口説き」のプロセスが、どんなときでも相手を説得するときに使えるのかだけでなく、この技術さえあれば、あなたのビジネスや人生のシーンで、どうすればあなたが存分に説得力を発揮できるかがわかるでしょう。

90日間保証

まずは、今日、試しにこの本を読んでみてください。 そして、この本に書いてあるたくさんのテクニックやアドバイスを試してみてください。そうすれば、今まで以上にあなたのアイデアを非常に少ない時間で売り込むことが期待できることでしょう。

もしあなたが、激しい競争の中でライバルを打ち破るような説得術についてアドバイスが欲しいなら、他の本をお読みください。

しかし、あなたが相手を打ち負かすのではなく見方につけたいなら、本書『味方を増やす「口説き」の技術』はあなたのための本です。この本はプライベート出版のため、今このページでしか買えません。書店では売っていません。アマゾンでも売っていません。

もし、あなたが試しにこの本を読んでみて、気に入らないようでしたら、どんな理由があろうと、購入日より90日間以内に、カスタマーサポートにご連絡いただき、商品を返品してくれれば本の代金は課金されません。あなたにリスクはありませんので、今すぐボタンをクリックして、この新しいアイデアを試してみてください。

連絡先:お問い合わせメールフォーム
TEL : 06 – 6268 – 0850(平日10時~17時受付)
FAX : 06 – 6268 – 0851(24時間受付)

P.S.

もちろん、本書で明かす説得の技術を本格的に取り入れれば、確実にあなたの望むように相手を動かすことができ、あなたのビジネスで成功できるでしょう。ですが、本書を手元に置いて、内容の一部をいいとこどりして取り入れるだけでも、あなたは驚くような成果をあげることができるでしょう。

著者紹介

G・リチャード・シェル
G・リチャード・シェル(G. Richard Shell)

法学・ビジネス倫理学・経営学教授。ペンシルベニア大学ウォートン・ビジネススクールで教鞭をとる。スチュアート・ダイアモンドと共同で、ウォートン・エグゼクティブ・ネゴシエーション・ワークショップを設立・主催している。著書に受賞作でもある交渉術指南書『無理せずに勝てる交渉術』がある。

マリオ・ムーサ
マリオ・ムーサ(Mario Moussa)

ペンシルベニア大学ウォートン・ビジネススクール教官。ウォートンスクールのエグゼクティブ・プログラムで組織変革の講座を担当する。ウォートンの研究所として設立され、のちに経営コンサルティング会社に進化した応用研究センター(Center for Applied Research、CFAR)のネゴシエーション実践グループ長でもある。 両著者ともに、ウォートン・ビジネススクール戦略的説得ワークショップを主催する。ペンシルベニア州フィラデルフィア市に在住。
本書は、企業やNPOの幹部に交渉術を教えてきた筆者らの経験から生まれた。
www.theartofwoo.com

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