もしあなたが会社を経営しているなら、こんなことを感じたことはありませんか?

  • 会社がある程度の規模になり社員も増えれば、いわゆる”規模の経済”が成り立つはずなのに、働く時間は減るどころか、以前より長時間働いてはいませんか?
  • 社長としての責任は増すばかり。重要な経営判断をしなければならないのに、社員同士のいさかいなどの雑事に振り回されて、本来の社長業に専念できないなんてことはありませんか?
  • 社員に仕事を任せたいのに、指示をしないと動かない、あるいは指示以上のことはしない社員にイライラしていませんか?そしてその結果、あなたは一人ですべての仕事を背負い込んでいませんか?

これは多くの社長、とりわけある程度の規模にまで成長した会社の社長によくある悩みの一例です。そして、多くの社長はこういった状況においても忍耐強く耐え忍んで経営を続けています。もしかしたら、これを読んでいるあなたもそうかもしれませんね。ですが、これらの悩みでさえ、これからあなたに訪れるかもしれないもっと大きな危機に比べれば大した問題ではありません、、、

というのも、会社が大きくなり、社員が増え顧客も売上も増えていけば、何もかもが複雑になるばかりで、対処も難しくなります。社員のいざこざや、顧客からのわがままな要求やクレーム、事業の資金繰りなどに振り回され、事業を拡大するどころか今の売上を維持するので精一杯になります。

ただでさえ苦しいのに、これ以上会社を大きくするなんて想像もできませんし、そんな余力もありません。リスクが高過ぎるのです。その結果、「現状をなんとか維持できればそれでいい」と思ってしまう社長が少なくないのです。中にはわざと規模を縮小しようとする人さえいます。でも、はっきり言いましょう、、、

これはとても危険な判断です

というのも、会社を現状のまま維持するのはそもそも不可能だからです。それどころか、現状を維持しようとすれば、まず間違いなく会社は衰退せざるをえなくなるからです。どういうことか?

考えてもみてください。会社の規模を今のまま維持するとなると、あなたはもちろん、社員の報酬も今より上がることはありません。ただでさえ低い社員のモチベーションはさらに下がり、せっかく苦労して育てた一握りの優秀な社員も離職するなんてことにもなりかねません。新たに優秀な社員を採用しようにも、小さな会社には見向きもしてくれないのが現実です。

採用できる社員は平均かそれ以下。これでは、益々仕事が任せられなくなるのはもちろん、あなたが得意でない仕事まで自分でやらなければならなくなるでしょう。彼らに任せるより自分でやった方が早いし、うまくできるからです。そうなると、あなたが動かなければ仕事は一ミリも進まないので、毎日夜遅くまで働き、休日も働かざるを得ません。家族とのんびり旅行するなんて夢のまた夢の話です。でも、それだけではありません、、、

現状維持をしようとすれば会社は衰退する

事業をそのままにして今の売上を確保し続けることは現実的に不可能です。常に新しい商品やサービスを開発・提供していかないと、お客さんはライバル会社に奪われ、遅かれ早かれ事業は衰退していくことになるからです。しかも、通常、成長のスピードよりもはるかに早いスピードで企業は衰退していきます。

そうなってしまってからでは、もはや新しい商品やサービスに投資するのは難しくなります。銀行から融資を受けようにも、小さな会社に(それも衰退しつつある会社に)はたして彼らはお金を貸してくれるでしょうか?

その結果、あなたはさらに必死で働かなければならなくなります。もしあなたが倒れたら会社はそこでストップ。そんなことになったら、あなたの会社はどうなるでしょうか?社員はどうなるのでしょうか?あなたの家族は?

そう考えると、会社を成長させないのはリスクでしかありません。それどころか、実は会社を大きくする方がリスクは小さくて済むのです。なぜか?

なぜ、会社を大きくした方がリスクはないのか?

会社が大きくなり、知名度も上がれば優秀な人材が黙っていても向こうからやってくるようになります。優秀な人材を集め、維持・育成することができれば、あなたは安心して仕事を任せることができるでしょう。あなたはやりたくない仕事を無理にやる必要はありませんし、どうでもいい雑務に振り回されるなんてこともありません。ましてや、あなたが現場の最前線で営業するなんてこともありません。

知名度が上がれば会社の信用も増し、営業もぐっとしやすくなるので売上はさらに伸び、内部留保金も増えて行くでしょう。そうなれば、もちろん安心して経営することができます。そのお金を使って新たな事業に投資をすることで、さらに会社が成長するという好循環に入ることも可能です。成長し続ける企業を銀行が放っておくはずもありません。彼らの方から「お金を借りてください」と頭を下げてくることもあるでしょう。つまり、、、

これが会社が成長し続けなければならない理由です

会社を大きくした方がリスクは高くなるどころか逆に安定します。優秀な社員に仕事を任せ、売り上げも伸び、資金繰りに頭を悩ますこともありません。あなたは安心して本来の社長業に専念することができるのです。率直に言って、会社を大きくしない理由なんて何かあるのでしょうか?

とはいえ、やみくもに会社を大きくすればいいというものではありませんし、会社を成長させ続けることはそう簡単なことではありません。事実、帝国データバンクの調査によると年商5億円を超える企業は全体の5%にしか過ぎないという結果が出ています。いったい、成長し続けることができる会社と成長が止まり、衰退していく会社の違いは何なのか?大きな企業にあって、小さな企業にないものは何なのか?

組織が自動的に動き出す”システム”

それが”システム”です。たとえ店舗経営が未経験の人でも、フランチャイズのシステムを取り入れればコンビニを最初から運営できるように、効果実証済みのシステムがあれば誰がやっても最初から同じような結果を生み出すことができます。

つまり、もしあなたの会社に優れたシステムがあれば、たとえあなたがいなくても組織は自動的に動き出し、会社は成長軌道に乗るようになるでしょう。あなたはただ、システムがきちんと運用されているかをチェックすればいいだけです。

では、どうすればあなたの会社に最適なシステムを作り上げることができるのか?そして、リスクをできるだけ抑えながら安定的に会社を成長させることができるのか?それが、この本『スケーリング・アップ』のメインのテーマです。

リスクを最小限に抑えながら安定的に会社を成長させる方法

本書ではビジネスの圧倒的な成長と、それに伴う困難を克服するための実践的なツールとテクニックを紹介していきます。この本の著者であるヴァーン・ハーニッシュと彼のチームは、過去30年以上にわたり4万人以上を助け、彼らの企業をスケールアップさせてきました。

この本は、図書館にある経営やビジネスに関する名著のアイデアをいいとこ取りし、一冊にまとめたようなものです。つまり、もうあれこれと読み漁る必要はありません。しかも、この本は、「抽象的な話ばかりで、結局自社で何をすればいいかわからない」なんて巷によくあるビジネス書とはまったく違います。

具体的な行動を導き出す「1ページツール」

本書は会社の将来を左右する重大な4つの決断ーー人材、戦略、実行、キャッシューーをサポートする11の「1ページツール」をあますところなく公開。この1ページツールに書き込んでいくことで、会社を大きく成長させるためにあなたが明日から何をすればいいか?その具体的行動にまで落とし込んでいきます。そして、その結果、あなたの会社は、、、

  • 正しい人材を引き寄せ、維持することができるようになるでしょう、、、
  • 他社に圧倒的な差をつける戦略を立案、実行することができるようになるでしょう、、、
  • 立案した戦略を社員にスムーズに実行させることができるようになるでしょう、、、
  • そして、万一の危機を乗り越えるためのキャッシュを十分に確保できるようになるでしょう、、、

つまり、これらのツールを使うことであなたの会社を成長させ続けるための(しかも効果実証済みの)システムが出来上がるというわけです。

140年以上成長し続ける企業の秘密

事実、例えば1ページツールのうちのひとつ「ロックフェラー式習慣」は石油王ジョン・D・ロックフェラーが140年前に始めてから使われ続けているツールで、これによってロックフェラーは地球上で最も裕福な人物になり、彼が創設した会社は世界でも最大規模の企業、エクソンモービルへと成長しました。

このシステムをあなたの会社にインストールし、ひとつひとつ実践してください。そうすれば、目に見えてあなたの会社は変わり始めるでしょう。では、本書の内容を詳しく見てみると、、、

目次・章立て

INTRODUCTION
成長企業の魔法の杖

リーダーを手助けするツールと習慣… 1

PART0
成長の壁を超えて

CHAPTER1 下準 備
「4つの決断」人材、戦略、実行、キャッシュ

スケールアップのための2つの質問… 15
4Dフレームワーク… 18
人材 4つの決断①… 22
戦略 4つの決断② …… 24
実行 4つの決断③… 27
キャッシュ 4つの決断④… 30
核心に入る前に… 31

CHAPTER2 成長の壁
舵取りの3つの鍵 リーダーシップ、インフラ、市場の動向

成長のパラドックス─錨を追い風に変える… 37
リーダーの大事な仕事… 41
組織には、拡大可能なインフラが必要である… 45
市場の動向によって成長の壁が現れる… 46

PART1
人材

「人材」セクションのはじめに
人材 1ページ個人計画表(OPPP)… 53
人材 部署と責任者一覧表(FACe)…54
人材 プロセス責任者一覧表(PACe)…55

CHAPTER3 リーダー
ボトルネックに対処する

1ページ個人計画表(OPPP)の使い方… 59
部署と責任者一覧表(FACe)の使い方… 62
マトリクス組織へ移行する… 70
プロセス責任者一覧表(PACe)の使い方… 72

CHAPTER4 チーム
トップグレーディング法で、 優秀な人材を獲得する

優秀な人材を獲得するための画期的システム… 81
トップグレーディング式採用面接… 89

CHAPTER5 マネジャー
偉大なマネジャーが行なう5つの活動

偉大なマネジャーが、社員のやる気を維持する秘密… 94
社員教育が、会社の競争力と社員の忠誠心を伸ばす… 102

    

PART2
戦略

「戦略」セクションのはじめに
戦略 戦略の7階層… 115
戦略 ビジョン要約書 …116
戦略 強み、弱み、トレンド(SWT)…117
戦略 1ページ戦略計画(OPSP)…118

CHAPTER6 コア
社内の人材システムを機能させる8つの方法

魂としてのコアバリュー… 121
コアの「目的」は、組織に心を与えること… 125
コア・コンピタンス… 128
コアに生命を吹き込む… 128

CHAPTER7  戦略の7階層
業界を支配するための戦略的枠組み

      

あなたのものになった言葉(マインドシェア)… 142
砂場とブランドの約束… 146
ブランドの約束保証(触媒となるメカニズム)… 150
ワンフレーズ戦略(売り上げ増加の鍵)… 151
差別化を図る活動(3〜5つの「どのように」)… 153
Xファクターでライバルに差をつける… 155
X当たり利益とBHAG®を決めて戦略を完成させる… 157
7階層のすべてを埋められたとき… 159

CHAPTER8 1ページ戦略計画
あなたのビジョンを1ページにまとめる

ビジョン要約書の使い方… 163
1ページ戦略計画(OPSP)の使い方… 164
戦略計画会議の準備… 178

PART3
実行

     

「実行」セクションのはじめに
実行 ロックフェラー式習慣チェックリストTM …… 187
実行 誰・何・いつ(Who・What・When(WWW)) …188

CHAPTER9 優先課題
全員が1つの目標に集中することの力

ロックフェラー式習慣10のルーティン … 191
ロックフェラー式習慣1─健康的なチーム … 192
ロックフェラー式習慣2─最優先課題の達成 … 193

CHAPTER10 データ
リーダーの先を読む力を養う

ロックフェラー式習慣5─社員から情報を集める … 210
ロックフェラー式習慣6─顧客から情報を集める … 215
ロックフェラー式習慣9─全員がK P I を持つ … 221
ロックフェラー式習慣10─スコアボードを掲げる … 224

CHAPTER11 会議のリズム
パフォーマンスの中心に置いて力と結束を生み出す

ロックフェラー式習慣3—会議のリズム … 233
毎日のハドル—自由と力を手にするために … 234
毎週の会議—大きな石に総動員で取り組む … 239
毎月の経営会議—DNAを伝授するルーティン … 243

    

PART4
キャッシュ

「キャッシュ」セクションのはじめに
キャッシュ キャッシュ加速戦略(CASh)… 252
キャッシュ パワー・オブ・ワン(1の力) …253

CHAPTER12 キャッシュ
成長を持続させる燃料に火をつける

CCCの改善に取り組む …… 255
キャッシュ加速戦略(CASh)の使い方 …… 256

CHAPTER13 会計
CEOの決断を助ける会計機能強化の方法

歪みを正す… 269
適切な利益目標を設定する … 272
労働効率で利益性を押し上げる… 273
キャッシュフローの4つの力 … 276

CHAPTER14 パワー・オブ・ワン
7つのテコとキャッシュで成長を加速する

会社は順調なのに、なぜ“病院部門”に回されたのか … 281
キャッシュフローには2つの使い道しかない … 284
デュポンの公式で業務効率と販売効果を評価する … 288
最低収益率─ ターゲットにすべきリターンの数値 … 289
財務上の4つの推進力 … 290
「成長しすぎて破産する」問題への対処法 … 293
7つのテコに、「1の力」を働かせる … 295

次のステップ…… 301

    

参考文献…… 304


「想像してみて欲しい。図書館にあるすべての本のアイデアを1冊にまとめた本を見つけるとしたら?

本書こそ、そのビジネス書だ。もうほかの本を探す必要はない」

ジャック・スタック(「グレートゲーム・オブ・ビジネス」著者)

「本書には企業が壁を乗り越えて成長するための、すばやく学べるツールが詰め込まれている。社員全員でこの本を読めば、成長への力が何倍にもなる」

スティーブン・コヴィー博士推薦図書「メンバーの才能を開花させる技法」著者 リズ・ワイズマン)

「私は文字通り何千ものビジネス書を読んできたが、これは間違いなくトップ10に入る名著だ。これらは戦略、リーダーシップ、ハイパフォーマンスチームを作る、企業文化など、成長に必要なコアな要素を指摘するだけでなく、実際の具体的な”ハウツー”を示してくれるマレな本だ」

全米トップ100のビジネス評論家 ジョン・スペンス

成長するか?それとも、衰退するか?

すでにお伝えした通り、会社をある一定の規模に保つということは土台無理な話です。今の状態を維持しようとすることはつまり「衰退」を意味します。そして、それこそが会社が成長し続けなければならない本当の理由です。

さて、それでもあなたは現状を維持することを選びますか?それとも、安定的に会社を成長させることを選びますか?

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著者紹介

ヴァーン・ハーニッシュ
ヴァーン・ハーニッシュ(Verne Harnish)

世界的に有名なEO(起業家機構)の創設者で、この団体がMIT(マサチューセッツ工科大学)で実施しているCEO プログラム「Birthing of Giants」の代表を15年務めた。国際的な幹部教育・コーチング企業ガゼルの創業者でCEO。6大陸に散らばる数百人のパートナーと提携して活動している。起業家教育では30年以上の経験を持つ。
シンジケート・コラムニストとして、“Growth Guy” コラムを発信するほか、『フォーチュン』誌にも定期的にコラムを執筆している。著書に『会社が急成長するロックフェラー式「黄 金の習慣」』(PHP 研究所)がある。毎年、北米、ヨーロッパ、アジアで「Growth Summit(成長サミット)」を主催。また、MIT の幹部教育プログラムで現在も教えている。
スペインのバルセロナ在住。妻と4人の子どもがいる。ピアノ、テニス、マジックが趣味で、国際マジシャン協会の正会員

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